五十肩・四十肩
五十肩・四十肩
肩の痛みは外傷によるものや四十肩・五十肩が多いと思われます。
肩は動きの自由度が大きい代わりに股関節と比べると関節のはまり方が浅く、安定性に欠けるという特徴があります。肩を動かすいくつもの筋肉と靭帯、関節包などがうまく調和をとって初めてスムーズな動きが行われます。また、肩甲骨とろっ骨(胸郭)、肩甲骨と鎖骨の関係もとても重要で肩はとても複雑な関節であると言えます。
四十肩と五十肩は同じものですが、運動不足であまり動かさなかったり逆にお仕事などで過剰に使ったりすると組織の退化や炎症後の瘢痕化などによって潤滑液が少なくなり、組織同士が癒着を起こすなどして肩を動かした時の痛みを作ります。
カイロプラクティック治療
カイロプラクティックでは肩の痛みの中でも外傷の場合はその治癒を待たなくてはなりません。
しかし、ただ安静にするよりもその傷ついた筋肉や靭帯などの負担を減らした状態にしておくことでその後改善の早さが変わってくるでしょう。
四十肩・五十肩は退化や瘢痕化した組織の回復を促す必要があります。それには血行をよくして正しい動きの中で少しずつ可動性を上げていくことが重要です。そのためにもどの方向で組織が硬くなってしまっているのか、どの筋肉の働きに異常があるのかなどを詳しく調べて施術を行う必要があるでしょう。
また、肩甲骨の動き方と鎖骨の動き方を改善して正しい角度で腕が上がるように施術していきます。
肩関節周囲の症状
症例
- 2015年06月02日更新
- 五十肩。上着を着るときの肩の痛み(50代女性)