変形性頚椎症
変形性頚椎症
頚椎骨が変性することによって起こる手や腕の痺れは加齢による場合が大きく関係しています。
椎骨と椎骨の間にある椎間板はクッションのような働きをしますが、加齢とともに変性してその
弾力性が失われ、クッション作用が弱くなります。その結果、椎骨同士がぶつかったり椎間関節がすり減ったりすると、椎骨は刺激されて骨棘と呼ばれる骨の突出ができたり、椎骨の並びにずれが生じて変形します。
頚椎に加齢現象が加わり、それが原因で、首が痛かったり、肩が凝ったり、手がしびれたりする症状を、変形性関節症と呼びます。
このような状態になると関節の間から全身に伸びている神経に直接触れたりしてしまうため、神経を刺激して腕に痺れや痛みを感じさせるようになるのです。
頸椎の変化は、主に加齢や外傷が原因で起こります。
加齢による頸椎の変化には個人差がありますが、一般的には30歳ごろから明らかになります。
高齢になるほどその変性が強くなるため、頸椎症は中高年者で多く発症します。
症状は首や肩の張りや痛みに加えて肩から腕、手や指にかけて痺れや攣れる様な痛みを訴えます。
朝起きるときに首が突っ張るような感じになり動かしづらく、痛みを伴うようになります。
首を動かすと腕にかけての痺れや痛みが強くなったり弱くなったりします。
腕の痛み・しびれの症状
症例
- 2015年06月03日更新
- 頚椎症といわれた首や腕の痛み(40代男性)
- 2014年04月21日更新
- 左腕への痺れ伴う首の張り(30代女性)