手根管症候群
手根管症候群について
手首の手のひら側にある骨と靭帯に囲まれた手根管というトンネルのなかを、手の感覚を司る正中神経と指を曲げる筋肉の腱が通っています。手根管症候群ではこのトンンネルの中で神経が慢性的な圧迫を受けて、母指、示指、中指、薬指のしびれ、うずくような痛み、母指の筋力低下 などの症状を起こす症侯です。
手根管症候群の特徴
手根管症候群は更年期の女性や妊娠中か出産後の女性に多くみられます。夜間痛を伴うこともありますが、朝起きた時にしびれを強く感じる人もいます。
手根管症候群の原因は手根管内の圧力が上がり正中神経が圧迫され様々な症状がおこります。
手の過度の使用、ホルモン異常、妊娠などの浮腫、橈骨・手根骨の骨折後の変形などによって起こりやすくなります。
カイロプラクティックによる手根管症候群の治療
手首の関節や手根骨の動きを改善させ手根管内圧の低下を図る治療を行います。
手の反復使用やむくみが原因となっている場合は手首だけでなく手関節に影響の大きい肘の関節や手指に力を発揮する前腕の筋肉のコンディションも高めて手関節の本来の機能を改善させていきます。
なかなか治らない手首の痛み、しびれなど、気になる症状をお持ちの方は、神戸六甲道カイロプラクティックにご相談ください。
手首の痛み・周辺の症状
- 腱鞘炎
- 手の筋肉の凝り
- ドゥケルバン腱鞘炎
- ばね指
症例
- 2015年05月29日更新
- 手首の痛み(30代 女性 調理師)