筋筋膜痛症候群
筋筋膜痛症候群とは?
筋膜とは?
身体の筋肉は筋膜という薄い膜によって覆われており、健康な人の場合筋肉の伸縮に伴い、筋肉と筋膜の間は非常にスムーズにスライドしています。それが何らかの要因で筋肉と筋膜との間に癒着が発生することがあり、この癒着によって筋膜が症状を出す場合を筋筋膜痛症候群と呼びます。
この筋膜痛といわれる状態は、骨格をささえる筋肉が存在する所であれば全身どこにでも起こりうるものですが、好発部位として、姿勢筋(背骨を支えて姿勢を保つ筋肉)に起こりやすいと言われ、後頭部、頸部、肩甲部、腰部等に好発します。
筋筋膜痛症候群といわれる症侯では、よく関連痛といわれる症状を引き起こすことがあります。関連痛とは、筋肉に関連した筋膜を通して痛みが体の違う部分に現れる痛みのことです。
筋膜痛による痛みは、筋肉の柔軟性が減少させ、その状態が慢性化しトリガーポイントの形成と筋肉の痛みと緊張のサイクルをくり返して、慢性的なコリや痛みを誘発することが多いとされています。
頭部に現れる関連通
頭部に痛みを表す筋肉には上部僧帽筋、胸鎖乳突筋、咬筋、側頭筋、後頭下筋などがあります。
カイロプラクティック治療
カイロプラクティックでは 、しっかりと触診し、 トリガーポイントの発見、除去・それに関わる周囲筋群の緩和や・関節の調節などによる姿勢の改善などを行っていきます。
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