肘の痛み
肘の痛みと症状
肘の痛みや肘の症状にもさまざまなものがあります。
日常動作での何気ない肘の痛み、曲げ伸ばしに伴う肘の違和感、買い物袋をもったときに感じる肘の内側の痛み、ゴルフやテニスなどスポーツに伴う痛みは、肘を下にして寝た時の肘の痛みなど様々あります。
肘の関節は、上腕骨と尺骨と橈骨という三つの骨が合わさって形成されています。
複合的な関節を包むようにひとつの関節包と周囲の靭帯によって強化されています。肘の関節に痛みがある場合どこに原因があるのかしっかりと検査することが改善への近道です。
よくある肘の痛みと症状
肘の痛みや肘の症状には以下のようなものがあります。
■テニス肘
テニス肘は、上腕骨外側上顆炎といい、肘の外側が痛みます。テニスプレイヤーに多く発生します。繰り返しの機械的な刺激により、肘から手首にむかって伸びている筋肉と骨とくっついている肘の部分が引っ張られ続けて炎症を起こしたものです。スポーツによるオーバーユースによって起こることが多い症状です。
■ゴルフ肘
ゴルフによる肘の障害は、その名もずばり『ゴルフ肘』golfer’s elbowと呼ばれ、上腕骨内上顆部の筋の損傷です。肘の内側の痛みで、ゴルフでダフッたときや過労によっておこる障害です。
■野球肘
野球肘とはボールを投げすぎることによって起こる肘の障害全般をいいます。
症状として投球時、肘に痛みがでたり、肘の曲げ伸ばしが困難になります。繰り返しボールを投げることで肘への負荷が過剰になることで、筋肉が過緊張になり、筋肉の付着部の骨端が剥がれたり、靱帯や腱に痛みが出ます。
■肘部管症候群
小指と薬指の感覚と、指を伸ばしたり閉じたり開いたりする手指の筋肉を支配している尺骨(しゃっこつ)神経が、肘の内側の肘部管というトンネルで圧迫や引き延ばしを受けて手指にシビレなどが起こります。
その他肘の痛みには変形性肘関節症などがあります。
カイロプラクティックによる肘関節の治療
肘の関節の働きを評価しながら、関節の可動域や筋肉、腱のコンディションの改善を図ります。肘の痛みは肘の調整だけでも症状が取れることがありますが、治りが悪いときは肩や前腕、手首など上肢帯に関連する部位の治療を行う必要があります。
局所をケアしても治らないときには、頚椎や肩に関連して、肘に症状の原因となっている場合がございます。
なかなか治らない肘の痛み、しびれなど気になる症状をお持ちの方は、神戸六甲道カイロプラクティックご相談ください。
肘の痛みの症状
症例
- 2015年05月31日更新
- ゴルフ後の肘の痛み(40代 男性)
- 2014年05月02日更新
- 繰り返しの動作で痛む肘の痛み(40代 男性)