肘部管症候群
肘部管症候群とは
肘部管症候群とは、何らかの原因で肘部管内圧が上がり、中を走る尺骨神経が圧迫されて引き起こされる疾患のことです。
肘には「肘部管」と呼ばれるトンネルがあります。
その中を小指と薬指の感覚と、指を伸ばしたり閉じたり開いたりする手指の筋肉を支配している尺骨神経が通ります。この部分は障害されやすく、
圧迫や伸張などで尺骨神経が障害され、尺骨神経麻痺が起こります。
肘部管症候群の原因
肘の外傷(肘関節脱臼、骨折、変形性肘関節症、野球肘)
などによって尺骨神経が圧迫や牽引されて発生すると考えられています。
肘の内側を軽く叩いて、小指と薬指に電気が走るような痺れがあれば、肘部管症候群の可能性があります。
肘部管症候群の症状
肘の痛み、薬指や小指のしびれ・うずくような痛み、薬指・小指の筋力低下、冷えなどです。
カイロプラクティックによる肘部管症候群の治療
肘の関節の働きを評価しながら、関節の可動域や筋肉、腱のコンディションの改善を図ります。肘の痛みは肘の調整だけでも症状が取れることがありますが、治りが悪いときは肩や前腕、手首など上肢帯に関連する部位の治療を行う必要があります。
なかなか治らない肘の痛みをお持ちの方は、神戸六甲道カイロプラクティックご相談ください。
肘の痛みの症状
症例
- 2015年05月31日更新
- ゴルフ後の肘の痛み(40代 男性)
- 2014年05月02日更新
- 繰り返しの動作で痛む肘の痛み(40代 男性)