膝の痛み
膝の痛み
膝の痛みでお悩みの方は、たくさんいらっしゃいます。
膝関節は体重を支える大切な関節で、太ももにある「大腿骨」、スネの骨にあたる「脛骨」と「腓骨」、そして膝のお皿と言われる「膝蓋骨」の4つの骨からできています。
膝の痛みは、長期間の負荷や生活習慣によって形成させることが症状です。
筋肉や関節の動きなど運動器系が原因の膝の痛み・違和感にはカイロプラクティックで改善されるケースがたくさんあります。
膝の痛みの原因
膝の痛みを引き起こす原因として考えられるものは、
①加齢に伴う負担の蓄積
②成長期の膝痛みなど
③スポーツや運動による障害・外傷によるもの、
④O脚・X脚の影響によるもの
⑤膝関節の機能障害によるのもの
など多岐に渡ります。膝の痛みの原因となりやすい状態をご紹介します。
(ⅰ)スポーツ障害による膝の痛み
膝関節を構成する上下の骨、大腿骨と脛骨(すねの骨)の間には、「関節半月」と呼ばれる緩衝部分が存在しています。転倒や、ジャンプの後の不自然な着地などで極端な負荷やひねりで膝の半月板を損傷することがあります。
(ⅱ)過去の怪我の影響
膝関節を構成する上下の骨、大腿骨と脛骨(すねの骨)の間には、「関節過去にスポーツによる怪我や交通事故などで膝の靭帯を損傷したり、膝付近の骨折で関節軟骨が傷ついてしまった場合は、後々膝の不調を訴えやすくなったりします。
(ⅲ)ランニング、山登りなどオーバーユースによる痛み
少ない運動回数でも日頃のトレーニングがない久しぶりの運動では膝関節周囲の筋肉に無理な負荷がかかることがあります。太ももやふくらはぎの筋肉が一時的に硬くなり、膝を支える複数の筋肉の機能バランスが崩れて痛みを起こすことがあります。
(ⅳ)O脚・X脚の影響
腰や骨盤、股関節周りの筋肉バランスが悪く、後天的にO脚やX脚になってしまった場合、O脚では膝の内側へ、X脚では膝の外側へ負荷がかかりやすくなり、膝痛へ発展することがあります。
(ⅴ)変形性膝関節症
膝の関節にある軟骨は直接ぶつからないようにクッションの役割をしています。この軟骨が加齢とともに摩耗しすり減っていきます。この軟骨の老化現象を変形性関節症といいます。
その他運動不足による脚の筋力不足、肥満・体重増加によるなど長期間の負荷で膝関節軟骨が磨耗し、痛みを生じるケースなどがあります。
よくある膝の痛みと症状
■膝関節の機能障害
膝関節の可動域の低下や膝関節を動かす太ももやハムストリングなどの筋肉の柔軟性の低下によって関節の周りの関節包、靭帯などに痛みや違和感が起こることもあります。最も膝の痛みの原因となりやすい状態です、カイロプラクティック治療が非常に有効です。
■変形性膝関節症
変形性膝関節症とは、膝関節のクッションである軟骨のすり減りや筋力の低下が要因となって、膝の関節に炎症が起きたり、関節が変形したりして痛みが生じる病気です。中高年の方に多い病気ですが、とりわけ女性に多く、50歳以降になるにつれて患者さんの数が増えていきます。
■半月板損傷・靭帯損傷による膝の痛み
スポーツ障害や過去の怪我でよくみられる症状です。急性期には専門機関での治療が必要です。慢性期になっても痛みが残る場合にはカイロプラクティック治療で膝の調整をすると改善するケースも多いのでご相談ください。
■オスグッド・シュラッター病
オスグッド病(オスグッド・シュラッター病)は、思春期の男児に多くみられる膝下の痛みで、スポーツをしているお子さんに多い症状です。成長痛とか、スポーツ障害と呼ばれることもあります。
■ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)
ジャンパー膝とは、バレーボールやバスケットボールなどでジャンプや 着地動作を頻繁に行ったり、サッカーのキック動作やダッシュなどの走る動作を繰り返し たりするスポーツに多くみられる、オーバーユースに起因する膝のスポーツ障害です。
カイロプラクティックによる膝の痛みの治療
膝の痛みの場合、どの動きで痛みが出るのか、膝の可動域の異常や捻じれや筋肉の硬さはどこにあるのかを見ていきます。膝関節単独の問題ではなく、骨盤や足首なども関わっていることが多いので、骨盤、股関節、膝、足首など関係する部分をチェックして治療していきます。
なかなか治らない膝の痛み、違和感など、気になる症状をお持ちの方は、神戸六甲道カイロプラクティックにご相談ください。
膝の痛み・周辺の症状
- 膝関節の機能障害
- 変形性膝関節症
- 半月板損傷・靭帯損傷による膝の痛み
- オスグッド・シュラッター病
- ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)
症例
- 2015年06月06日更新
- ランニングによる膝の痛み/腸脛靭帯炎(30代女性)
- 2015年05月30日更新
- 鵞足滑液包炎(60代男性)
- 2014年04月28日更新
- 伸ばすと痛む左の膝(70代女性)